「令和の日本型教育」とは!!
こんにちは。モコです。令和の日本型教育って聞いたことがありますか?文科省が打ち出した今後の教育方針です
教員でも、内容を分かってない人って多いと思います。だって、コロナ禍で考えることやることたくさん、余っている時間があれば次の日の教材研究に時間をかけたいからです。
令和のとつくだけに、これまでのは??
文科省の出している資料をいろいろと見てみました🗒
これまでの「日本型教育」は
学習指導だけではない「生徒指導」の面でも諸外国から高い評価を受けてきた教育のこと(と文科省が出した資料に書かれていました)。具体的には、児童生徒の状況を総合的に把握して教師が指導を行うことで、子どもの知・徳・体を育んできた教育が日本型教育です。
つぶやきですが...
学習以外で、手厚いってことは、子どもにとても大切なことですが、それが日本の教員の多忙感にもつながっているということは事実です😢
これまでの日本型教育の成果はわかったけど、この日本型教育には課題もあるよね。
日本型教育の課題
①学校の負担が増大
②子どもの多様化
③学習意欲の低下
④教師の労働環境悪化
⑤ICT活用が低調
⑥少子高齢化、人口減少における学校教育の維持と質の保障
⑦新型コロナの感染防止策と教育活動の両立
これら課題を解消する必要が文科省の資料でも示されています。
その上で、「令和の日本型教育」の目指すところを押さえたいと思います。
令和の日本型教育の目指すところ
①個別最適な学び
②協働的な学び
だそうです。
①個別最適な学びについて
「指導の個別化」と「学習の個性化」を学習者視点から整理した概念のこと
▶︎指導の個別化とは・・・一定の目標を全ての児童生徒が達成することを目指し、個々の児童生徒に応じて異なる方法等で学習を進めること。
例えば、学習の状況を把握・分析したり、個々の児童生徒に合った多様な方法で学んだりしていくことで期待されるらしい。
▶︎学習の個性化とは・・・個々の児童生徒の興味・関心等に応じた異なる目標に向けて、学習を深め、広げることを意味して意味しています。児童生徒自身が自らどのような方向で学習を進めていったら良いかを考えていくことなども含みます。
②協働的な学びについて・・・探究的な学習や体験活動などを通じ、子供同士で、あるいは地域の方々をはじめ多様な他者と協働しながら、あらゆる他者と価値のある存在として尊重し、様々な社会的な変化を乗り越え、持続可能な社会の創り手となることができるよう、必要な資質・能力を育成するもの。
なんだか、既に現場では行われてきていることの重要性が、より強調された感じかなぁなんて感じました。あと、令和の日本型教育構築のためにICTの活用も記載されていました。
ちなみに...
カタリストさんという団体が作成されている図が「令和の日本型教育」を知るのに、とっても分かりやすかったです!!