養護教諭 ❀ もこブログ  

小学校養護教諭のブログです。思ったことを週一くらいで更新していきます。

1人職のメリットデメリット

養護教諭って1人職だから大変だよね、でも良い点もあるよね。

今日は1人職のメリットデメリットを紹介します🐰

メリット

①1人でいる時間が確保されている。

基本、保健室に子どもがいなければ、1人。適度にリラックスして仕事ができています😊

 

デメリット

①仕事でわからないことがあっても、職場に聞ける人がいない。

え、ちょっと待って。メリットは1つしかなかったの?おそらく、もっともっと気づいていないだけで、あると思うのだけれども、思い浮かびませんでした🙇‍♀️

 

さて、デメリットその1。仕事でわからないことがあっても、職場に聞ける人がいない。について1年目は、ほんとーに苦労しました……。近隣の養護教諭に電話ばかりする日々だったなあ。

 

②大変な時に苦楽を共有できない。

他の職員と忙しい時期がずれることは当たり前。学校行事前、成績処理の時期は担任の先生達は、とっても忙しそう。そんな中、一人早く帰ったりする気まずさ(ある時から気まずさを感じなくなったけど笑。強くなった?)

一方で、養護教諭は、健康診断の時期とか、就学時検診とか... 仕事に追われていっぱいいっぱいな時期。大変ですねーって共有する相手が欲しい!

 

 

メリットに「1人職だから人間関係で悩まない」が入ると思われがちですが、そんなことはない🙅‍♀️保健行事には、他の職員の協力なしではできないから、連携しまくってる。疲れてる職員にお願いに言って、嫌な顔されることもしばしば😭まあ、確かにね。授業や生徒指導でいっぱいいっぱいなところに、保健行事の協力を依頼されたら嫌だよね。気持ちは分かるけどね😭

 

わりと、人間関係いろいろとあるのです。

 

 

 

マスク着用の考え方の見直し

明日13日、マスクの扱い方が変わりますね。

内閣から出た通知の「マスク着用の考え方の見直し等について」には、「個人の主体的な選択を尊重し、着用は個人の判断に委ねる」旨が記載されています。

 

corona.go.jp

 

ち、な、み、に、

 

学校は4月1日から、この考え方が適用されます。

 

▷このマスク着用の考え方の見直しは、円滑な移行を図る観点から、国民への周知期間や各業界団体及び事業者の準備期間等も考慮して3月13日から適用するほか、学校におけるマスク着用の考え方の見直しは4月1日から適用することとし、それま
での間はこれまでの考え方(※1)に沿った対応をお願いする

 ※1は省略

 

テレビ、新聞、ネットなど、いろんなところでこのニュースは目にしたので、みんな分かっていると思っていたけれども、もしかしたら、学校でも明日から適用されると思っている人がいるかも🙁様々なニュースの中で埋もれてしまいそうですものね💦

 

4月について、学校での対応はこのように書かれています!

▷学校教育活動の実施に当たっては、マスクの着用を求めないことを基本とする。
▷併せて、下記を教育委員会・学校等に対して周知していくとともに、適切な対応を求めることとする。

 

整理すると、

3月13日 「個人の主体的な選択を尊重し、着用は個人の判断に委ねる」考えの適用。学校は例外。

4月1日 学校でも「個人の主体的な選択を尊重し、着用は個人の判断に委ねる」考えの適用。

5月8日 新型コロナウイルス感染症 「2類」から「5類」へ引き下げ

 

いよいよ With コロナの環境が本格化していきますね。

歯磨きの指導もしやすくなるだろうか…

ミスリードに気をつける

 

スリード

見出しと記事とが大きく違うこと。

スリードといいます。

 

コロナに関する情報収集で、ミスリードをよく目にしました..

また、見出しと記事とで若干のズレがあるものも💦

 

まだ方針や検討の段階なのに、見出しから、政府は決定を出したと思い込んで、

「学校としてはどうしていくの?」と職員から聞かれることは、しばしば。

文科省から通達きたら考えます」と答えるようにしています。

決定ではないのに

先日、職員から

「卒業式中のマスクは各家庭判断なんですね!」

と言われたけど、これもまだちゃんと決定したわけでもなく、文科省から具体的に指示があったわけではありません。

 

卒業式や入学式でのマスク着用 推奨しないことを検討 政府 | NHK | 新型コロナウイルス

政府は卒業式や入学式では感染リスクは高くないとして、着用を推奨しないことなどを検討していて、専門家の意見も聞いたうえで、今月中のできるだけ早い時期に結論を得たい考えです。

 

その前には

「給食中の黙食はしなくていいんですね!」

とか。

これは、適切な感染対策ができれば、の話。

 

会話のきっかけとして話題に出しているのかなんだか分からないけど...

 

でも、こういう見出しが出たら騒ぎたくなるよなーなんて、ちょっと同情している自分もいます..

 

見出しは人の目を引くようにできている。まだ決定ではないのに、さも決定かのように読み取れる見出しもある。しっかり記事を読んでいきたいです。

 

記事の内容を冷静に読めば

無駄に不安がったり怖がったりすることも少し無くなりますよね。

先走らない

仕事においては、上の方針が決まったら、行動するよう心がけています。

 

ただ、「転ばぬ先の杖」

 

いろんな可能性を示唆して先に行動する方法もありますよね。

 

でも、文科省が何も指示していないのに、

あれこれ考えて先に行動していたら

返って現場は混乱するのではないか?と思います。

 

指示が出たら動く、

コロナ禍で先が見えない状況で最近心得るようになりました。

 

コロナ情報収集疲れた.. (つぶやき)

 

こんなこと言ってよいのか分からないけど、

そもそもな話.. 

変わりゆくコロナの情報についていけない.. 

2020年、2021年は、情報収集に一生懸命だった

 

が、

 

だんだんと... 情報収集するのに疲れてきました😭

 

 

息をするように情報が入ってきたらいいのにな。

 

コロナ情報収集も仕事の一環のような気がして、

仕事が終わると、コロナ関係の情報を見たくなくなる😭

 

仕事中は、他にやるべきことが多いし、インターネットに自由に繋げないから、情報収集には不向き。

 

しかし!

 

仕事柄、できないなんて言ってられないので

情報収集するタイミングを決めてみる

 

毎朝、新聞やtwitterで情報収集していたけど、なんだかんだ忙しくて続かなかったので

 

自分の情報収集できそうなタイミングを考えてみます

 

外から家に帰ったら ←疲れてやらなそう💦

お風呂前 ←すぐにお風呂に入りたくなりそう💦

 

時刻として決めてみるか?

21時と22時 寝る前 ... ちょっとやってみます!

 

 

・・・・コロナ情報・・・・

正しくは「新型コロナウイルス感染症」「COVID-19」

 

NHK Webサイトより

www3.nhk.or.jp

今、主流となっているのはオミクロン株の「BA.5」だそう(今夏と同じ)。

この「BA.5」の感染が収まりつつあるため、感染者数は横ばいのような状態にあると考えられています。

次の主流になりうるオミクロン株の一種「BQ.1」系統などの新たな変異ウイルスが増え始めようとしていて、さらに拡大することが懸念されています。

 

対策は、基本的に

手洗い、マスク、ポイントを絞った消毒

 

いろいろな手洗いのイラスト | かわいいフリー素材集 いらすとや

 

 

 

打撲に冷えピタ?

ある学校に赴任した時に、冷えピタを使っていた保健室がありました。

打撲した時、冷やしにくい時に冷えピタを貼る。

 

冷えピタってアイシング効果あるの...?

とすごく疑問に思いました。

 

いくつか病院のページを見た感じ、

「アイシング効果としては、弱い。」

が共通しているよう。すぐに温まっちゃうしね。

 

もし、冷えピタを貼って病院に行こうものなら、この学校の養護教諭大丈夫かな?と思われてしまうかもしれません。ただ、大した怪我ではないけど、すごく気にする子には冷えピタがぴったりかも💡ささくれで保健室に来た子に絆創膏を貼る感覚で。

 

でも、でも…

だったら、「貼らなくて大丈夫だよ〜。すぐに治るよ〜。」と

冷えピタよりも、言葉で安心させたい。かな。

 

それから湿布も!!

湿布もアイシング効果としては低い。

痛みの軽減の面では効果があるから、使うけど、初期段階では使いたくないな〜なんて思っています。

 

 

冷えピタのジェルに含まれている水分が蒸発することによる「気化熱」で、貼った部分に温度が下がるもの。打ち水と原理は同じ。

 

 

(つぶやき)学び続けるって大変だ

二学期始まって、憂鬱になること... (夏休み明ける前から)

 

どんな怪我、病気が起こるのだろうか😔

←怪我、病気について勉強。対応を学んで備える。日々、勉強なのだ。

 

咄嗟の救急処置ができるだろうか😔

←起こりうる怪我を想定し、勉強しておく。

 

マルチタスク。仕事の一つひとつ忘れずにこなせるだろうか😔

←見通しをつけておく。

 

 

分かるんだけどね、分かるんだけれども!

1日の仕事を終え、帰宅、諸々の家事など..

息をつくと、夜。

疲れすぎて無理!!

 

となるのです。

 

学び続けるって本当に大変。

使命感で最低限の学習はするのだけれども。

 

日々、家事やりながら勉強し続けている人ってすごいと思うけれども

無理なく勉強し続けたいと思うのです。

 

でも、無理しないと勉強はできなくて... 

 

持続可能な学習って難しいなぁというモヤモヤを抱えたまま、2学期へ突入してしまったのでした。

覚書〜頭部外傷〜

今回は、モコの覚書です。

頭部外傷について、日頃考えていることをつらつら書いてみます。

 

 

「頭を打った」に対して、どうするか?

頭を打って、意識がなくなったり嘔吐したり痙攣したり、症状が明かな場合には、救急車を要請するのだけれど.. 

 

難しいのは、むしろ、軽症に見える場合。

このまま教室で様子を見て良いのか、

医療機関を勧めた方が良いのか、、

 

管理職に相談して「どうしてこんな軽症で相談するの?」みたいな反応だと、次回以降に相談したくなくなるけれど、、やっぱり管理職には必ず伝えた方がいい(自分に言い聞かせる)。

 

いくつか参考書を見たけれど、どれも、「この場合は教室で様子を見てよい」というようなことは書いてなくて、「この場合は医療機関」という表記が多く、そのほかの場合はどうしたらいいの??って頭を悩ませる。

 

そんなに大量に本を読んだわけではないけれど、割と参考になったのが(書き方としてありがたかったのは)

 

本「保健室で役立つフィジカルアセスメント」

東山書房「保健室で役立つフィジカルアセスメント」

 

ここには、いくつかの問診事項が書いてあって、それら全て当てはまらなければ「教室復帰」と書いてある。

 

救急車要請、、心にとめておくこと

救急車を呼ぶ呼ばないを判断する時に

保護者は大ごとにはしたくないだろうな

学校としても大ごとにはしたくないだろうな

救急隊にどうして救急車呼んだのかって思われないかな

 

そんな不安は頭からどかす。救急車要請の判断材料はしない。

養護教諭として、正しく、診る。