養護教諭 ❀ もこブログ  

小学校養護教諭のブログです。思ったことを週一くらいで更新していきます。

(つぶやき)コロナ対策って保健の立場だけでは判断できないんです

養護教諭として、決めてよ。」

同僚に言われた言葉。

 

管理職が決めた内容に納得いっていない同僚は、内容が保健とも関わってくるから、私に投げかけました。

 

あー、またか。

 

同僚は、管理職の指示が自分の考えとは反対なものになると、私に投げてきます。

 

👰「養護教諭がこうって言えば、皆そうするからさ、決めてっ」て。

 

え、管理職がさっき言ってたじゃないか。私が覆さないといけないのか?

 

コロナ対策において、よく思うのですが、

科学的材料のみでは、判断できないこと・決められないことが多い。

同僚が求めているのは、感染リスクが低い判断なんだろうけど、感染リスクだけで、こう、と決められないことは多い。

 

感染リスクは低いけど、組織の危機管理面ではやった方がいいことも、たくさんある。

 

だから、一つの対策とっても、やるかやらないか、どこまでやるか、は総合的に考える必要があるし、効果のみで判断できない。保健の立場からはどの程度の効果があるのか伝えられるから、周りは総合的にそれぞれの立場から考えて、意見をくれると嬉しい。

 

玄関での検温。

無症状の子なんて多いじゃないか。熱があって、登校してきてしまう、かつコロナだという氷山の一角を調べるために、たくさんの職員を朝の勤務時刻前に動員する。感染リスクだけ考えたら、若干リスクは減るけど、効果が高いとは思えない。職員の負担とのバランス。それ以上に、玄関で検温をすることで得られる社会的な信頼。いろんなことを考慮して、やるかやらないかを判断している。

 

効果が負担を大きく上回るものではないから、いつも悩んでいるのではないか。どれだけ効果があるかくらいしか助言できなくて、職員の負担なんて想像でしかできないし、判断なんてできないです。

 

コロナ対策イメージ図

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1人職の苦労。悩み。

 

コロナでより明確になりましたし、孤立化したように思います。

 

同挙句の果てに、同僚から、判断することの必要性を諭された。

 

👰「はっきり決めることも大事だよー。」

 

もうコロナ対策考えたくない!!

 

職員が協力的ならいいけど、批判、文句の嵐。どんな判断をしても、1人2人は文句を言う。ああした方がいい、こうした方がいい。文句じゃなくて、建設的な意見を言ってほしいです。

 

チームとして、組織として、やっていきたいです😭