養護教諭 ❀ もこブログ  

小学校養護教諭のブログです。思ったことを週一くらいで更新していきます。

コロナ対策の基準

暑かったり、涼しかったり、体調を崩しやすい時期ですね。いかがお過ごしですか?

 

今日は、新型コロナウイルス感染症対策の基準について思うことを綴りたいと思います。コロナ対策に関する価値観が、校長と副校長、教頭で似ているのはありがたいことです.. 養護教諭としての意見を求められることは多くて、科学的なことは言えるけど、そのさきの「こうした方がいいと思います」なんて、コロナ対策だけではなく、教育面とのバランスも必要となってくるからはっきりしたことが言えない。

コロナ対策の基準

どの程度、コロナ対策を徹底させたいかの基準って

 

文科省のマニュアル徹底+陽性の児童が出た時に保健所からの質問に確実に答えられるようにしておく。

文科省のマニュアルを徹底的に守る。

文科省のマニュアルを参考に守る。

 

この3つだと思う。

 

文科省のマニュアルと自治体のマニュアルで、若干違う点もあるから、そういったところでどちらを採用したら良いのか悩むところもあるけど。

 

例えば、一時的にマスクを外して近づくのはよしとするのかどうか、とか(鬼ごっこやサッカー)

 

①であれば、禁止。②であれば、多分、禁止。③であれば、よし。と分かれると思う。

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どこまで徹底するかは、ある程度、学校職員全体で基準を合わせておいた方がいいと思っています。上の①〜③のどこを目標にするのか。管理職で意見が異なるのは難しいですが。

 

とは言っても、清掃や運動や給食、それぞれ主任の判断となるから、若干価値基準が違くなることもあると思うけど😣

 

答えのない答えを探し続けるのってしんどいですし、どう考えて良いのかわからなくなることがしばしばあります。昨年度、授業参観や行事で来校者に書いてきてもらった家庭での検温カード。来校前の体温を測ってきてもらって、回収していたけど、その場で測らなきゃ虚偽を書いたって分からないじゃん、なんて思ったりして。でも、その場で測るとすると、検温係も必要で。発熱者を入れない(コロナ対策)という意図ではなく、保健所に後に聞かれたら答えるって言う意図でやっていた。効果的な対策ではなくない?と思っても、責任説明の際に必要だ、という理由で必要となるものはたくさんある。

 

色々と判断が必要になるコロナ禍。判断基準や意図を確認していかないと混乱してしまう。

 

最近読んでいる本

 ①

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精神科医Tomy「1秒で不安が吹き飛ぶ言葉」2020,ダイヤモンド社

人は悩むと、世界の見え方が変わる

問いかけをするし、何かを変えようとするし、

解決を求めて調べようとする。

今まで見えてなかったものを見ようとする。

言い方を変えれば、悩みは人生を豊かにするの。

精神科医Tomy「1秒で不安が吹き飛ぶ言葉」2020,ダイヤモンド社より

 

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ジュリアン バジーニ「100の思考実験」2012,紀伊國屋書店

100の思考実験。答えのない課題がたくさん載っていて、楽しい。ああ、世界にはこんなに答えのない課題が転がっているんだなと思える。あと、物事を判断する際の考え方を学べる。

 

私たちも、体調に気をつけて過ごしていきましょう。